6/4 AFOC the 10th Aniversarry "THE BLUE TOUR-青く塗れ!-"@新木場STUDIO COAST
ロックンロールバンド・a flood of circleの10周年ツアー@東京。彼らを観るのは3月の新宿LOFTでの「佐々木vsAFOC」ぶり!
Twitterの数十秒の映像からも各公演の盛り上がりが伝わってきていて、たいへんワクワクしておりました。
以下、ネタバレありのレポート。
続きを読む4/30 BaseBallBear/日比谷ノンフィクションⅤ@日比谷野外音楽堂
BaseBallBearのギター・湯浅将平の失踪、そして脱退という衝撃的なニュースから、早2か月。
彼がいなくなってから初めての東京での公演ということで、ファンが詰めかけ、チケットは当然ソールドアウト。当日券も出ないほど、満杯の野音公演。
今回はフルカワユタカ(元ドーパン)、田渕ひさ子(元ナンバガ)、ハヤシ(POLYSICS)、石毛輝(the telephones)という豪華なサポートギタリスト4名を迎えてのライブとなった。(なんと全員別バンドでギタボ担当の人々。サポートにしては豪華すぎるメンツ)
期待半分、不安半分といった気持ちでステージを見つめていると、いつものSEが流れ出す。メンバー3人とフルカワさんが登場。いつもと違う光景に、ちょっと胸がきゅっとした。
SEを止めようと手を挙げる小出佑介(vo&gt)が、ガッツポーズをしているみたいに見えて、彼らの闘志を感じた。
そして1曲目、「「それって、for誰?」part1 」でライブがスタート。スター・フルカワさんのギターは初体験だったけれど、さすがスター、めちゃめちゃに上手いし、カッコいい。本当はベボベを食っちゃうくらいの人だけど、ちゃんとサポートに徹しているのもまた。
12月に観たCの再現ライブを思い出して、湯浅がいなくなった事実を改めて突きつけられてしまった。目頭が熱くなったけれどグッと耐えた。
「ボーイミーツガール?青春?今日来てるやつらはみんな、解散とか活動休止経験してきてるから。青春終わらせるよ。毒を注入して帰るよ。」というようなことをメンバーに語りかけたスター。そうか。ベボベはここから、本当の意味でオトナになるのだな、としみじみしてしまった。
「不思議な夜」、「曖してる」と、最新アルバム『C2』収録曲を続けて披露し、フルカワ氏はいったんステージから捌け、続いて登場したのは-
そう、田渕ひさ子。これが胸アツってやつか。
私の世代からするともはや伝説のバンド・ナンバーガールの鬼ギタリスト。
メンバーも彼らのことが大好きで、4人で東京でのラストライブを観に行ったらしい。夕方ジェネレーションがナンバガのまがいものって叩かれて、今でいう“炎上”した、という話をしていた。でも、そこから成長して今の彼らの音楽があって、ここまで続けてきてくれたことがただただ嬉しい。
そんなベボベが、彼女と共演を果たす日が来るなんて。そしてそれが、湯浅の失踪・脱退のせい、というか、おかげ、というのは何たる皮肉。
実は田渕さんの音をイメージしてつくった、という「こぼさないでshadow」。そして、かつてのベボベの代名詞と言っても過言ではない青春ソング「short hair」、「PERFECT BLUE」。
なんとニクイ選曲!爽やかな楽曲が、田渕さんのギターが加わることで、“騒やかな演奏”に。メンバーが向かい合って演奏する中、ナンバガの伝説のライブ映像で観たのと同じように、ひたすら自分の手元のあたりを見て鬼のようなギターを弾く姿に惚れ惚れした。
田渕さんが捌けるときに「可愛い~」と言っていたこいちゃん、完全にファン目線だったな(笑)
そして、メンバーの誰よりも目立つ、オレンジのつなぎ、バイザーといういつも通りの姿で登場したのはハヤシさん。憧れの田渕さんとの共演を終えたからか、メンバーもちょっと肩の力が抜けてきた雰囲気だった。
こいちゃんとは特撮仲間らしく、観客置いてけぼりのマニアックトークでひとしきり盛り上がり、「ぼくらのfrai away」。ハヤシさんもおそらくモテなかったことを思うとピッタリなチョイス。
そして疾走感あふれるナンバー、「UNDER THE STAR LIGHT」。ハヤシさんのピロピロギター、しっくりきすぎて怖いくらい。
最後は、普段はやらなそうな曲なのであえてお願いしたという「どうしよう」。POLYSICSでは使わないというテレキャスが新鮮だった。「青春が終わって知った 青春は終わらないってこと」という言葉の意味を考えてしまって、少し沈んだ。
ちなみに「TOISU!」禁止令が出ていたけど、最後の最後で叫んでいた。
5人目のサポートギタリストは石毛さん。ハヤシに続いてハイテンションなイメージのある彼だけど、同世代であること、そして湯浅失踪後初のライブ『こなそんフェス』でサポートを務めたことなどからも、ベボベファンからは厚い支持を受けているという印象だ。
彼との1曲目は「17才」。4人で過ごしただろう青春時代を勝手に思って、胸の奥がきゅっとした。
2曲目は「changes」。この辺から涙腺崩壊してぶっさいくな顔で観ていた。「春が息吹く」ってなんて綺麗な言葉。
続く3曲目はなんと、「十字架YOU and I」。この曲はライブでもよく披露されているのだが、MCやインタビューであまり話さない湯浅がダンスする、というのが定番のパフォーマンス。(通称、ダンス湯浅将平といいます 気になる方はググってください)
そのため、湯浅脱退後のライブでこの楽曲を演奏すると決めるのは彼らなりの覚悟が必要だったのではないかなと。むしろ、意地だったのかもしれないけれど。
実は、4人でのラストライブとなってしまったCDJでもこの曲を演奏していて、フェスでマイナーなアルバム曲ということで、超アウェイの中、踊っていた彼のことがよぎった。
で、その曲を受け入れた石毛さんも相当覚悟が必要だったろうなと思ってしまった。ファンから叩かれたり不満を言われたりすることを承知で、彼なりにパフォーマンスしている姿が堪らなかった。
ここから再びフルカワさんがステージに。「ホーリーローリーマウンテン」、「カシカ」と共に回ってきた『C2』ツアーでも演奏してきた楽曲が続いた。
そして「真夏の条件」―これもなかなか歴史の古い曲で、ギターの目立つ楽曲。当たり前だろと言われそうだけど、スターはギターがうまいんだよ、聴かせる演奏だし、音もなんだか分厚いし。湯浅が脱退して彼らのライブが大きく変化していることに、心を抉られた。
そのまま「LOVE MATHEMATICS」。ライブでは盛り上がる曲で、いつもならただ「楽しいな~」としか思わないのだけど、走馬灯のように4人のライブが頭を巡って、泣けてしまった。
-これからはこの3人が、BaseBallBearです。
と言い切る小出の姿に、「俺たちは前に進むよ。君たちはどうすんの?」と試されているような気持ちになった。私たちはもう、食らいついていくしかない。たぶんまだ悲しいし辛いけど、ここでグズグズと泣いている場合じゃない。たぶん彼らはもっと面白いバンドになるし、良い音をたくさん作ってたくさん鳴らす。それを絶対に見逃したくない。
ラストは「HUMEN」。
そしてアンコール。ステージには3人。ここで初めて彼の不在が浮き彫りになった。右端が寂しい。こいちゃんも、片腕を失ったという表現を使っていたけれど、本当にその通りだ。我が身を切られるような痛み。
ここで、年内にアルバムを制作して、ツアーをやると宣言。4人の音にこだわっていた彼らだけど、次はキーボードやサックスを入れることも考えているようだった。それを話すこいちゃんは、少年のようにワクワクして見えた。メンバーの脱退で絶望していたはずが、このバンドのこれからに可能性を感じている。きっとこのバンドはもっともっと面白くなる。月並みな表現だけど、表現の幅がぐっと広がるはず。
4人の音にこだわることもロックンロールだけど、メンバーの失踪と脱退という壁を乗り越えて走り出す姿もまた、ロックンロールだ。
そして3人で演奏する「「それって、for誰?」part.2」。少しだけ音が少なくて、だからこそ歌の強さが伝わってきた。
ラストは、「The END」。きっと誰もが、同じ人のことを考えていた。彼の人生はつづく。そして、BaseBallBearも、つづく。
今は途方もない願いに思えるけど、いつか、長い長い時が経って、あんなこともあったよな、こっちは大変だったんだよ、なんて、笑えるようになったら。
また一緒に音を鳴らしてくれなんて言わないから、せめてまた笑いあえるようになってくれたら、と思うのは、ファンのエゴ。でも、ちょっとだけ本気で思ってる。
だから、振り落とされないように、食らいついていくよ、続く限り。
FLASH
なんと、4月に入りました。新年度、というやつ。
私はといえば、就職活動とやらにひぃひぃ言っている毎日(あ、そんな言うほどやってないです)。
そうそう、PerfumeのNY公演に行くことが決定しました~!
憧れの街、NYで大好きなPerfumeが観られるなんて。
で、新曲「FLASH」のMVを観たのですが。
[MV] Perfume 「FLASH」(short ver.)
衣装がみんなおんなじだ!!
これは、もう、あ~ちゃん、かしゆか、のっち、というキャラが世間的にもしっかり認識された、ということなんでしょうか。
カンフー風のダンスで、ロボットっぽさはあまりなくて、
歌詞もエモーショナル。
もうあの頃の人間味の薄い、テクノポップユニット(アイドル?)Perfumeではなく、
世界的なジャパニーズ・ポップ・アイコン・Perfumeになりつつあるのですね。
早いところ、AppleMusicで全世界に配信すべきでしょうこれは。
アメリカの人はどうやってPerfumeの音楽を聴いているのかしら?YouTube?Spotifyでは配信されてるのか…。レコードを買っている人も中にはいるだろうけど。CD…はないよな。
日本では有料のサブスク、浸透しそうにないね。(わたしはAppleMusicユーザー。)
違法アプリがあまりにも、出回りすぎている。12/31 COUNT DOWN JAPAN 15/16 @ 幕張メッセ
ということでライブ振り返りその2。
2年連続CDJで年越しいたしました~
今回は本当に観たいバンドがたくさんあって、、、
「年越しをDJでさせてくれればあとは付き合う」という友達を連れまわしました
ということでざっくりと振り返り。
昨年のワンマンから1年以上ぶりのハイエイタス!
一番でっかいアースを真昼間から埋め尽くす彼らはやはりすごい。
あんまり細美節はさく裂してなかった(笑)
前日にバンアパで合唱されたときは500回くらいキレそうになったけど、
ハイエイタスの合唱は良いです最高です
でも何歌ってもイントロで「うぉぉ~」って言う風潮はなんなんでしょう?
セトリわりとフェス仕様だったと思うのだけど。
ワンマンやってないから久々に観た人が多かったのかな。
半分くらいしか観れなかったのだけど、彼らのロックンロールは本当に、アツいね。
キュウちゃんのドラムの音が響きすぎて。
ちなみにMCでチバが発した言葉は「なんか騒がしいな、そっちのほう(外)」でした。
「涙がこぼれそう」では「ここは幕張。カウントダウンじゃぱーーん!」と煽り、たぶんダイバー出てた。
この日もやっぱりハルキがセクシーでした
・The fin.
初出場のThe fin.。
来年はジャパンツアーをやります!なんて言っちゃうあたりが
世界を舞台に闘っている彼ららしいライブだった。
スタンド席で観ていたけど、周りは完全にお昼寝タイムになっちゃってて残念。
初のバクホン。声に癖のない聴きやすいロックンロールという印象。
男らしい歌詞や力強い演奏がかっこよすぎる。
途中から観たのであれですが、セトリはおそらくフェス仕様。
コバルトブルーは色あせない名曲ですね
・Suchmos
やってくれたぜ。
完全に、爪痕を残していった。
10-FEETやTOTALFATのTシャツを着た人たちが踊り狂って「さいこー!」なんて叫んでいた。
夢のような光景。
セクシーでグルーヴィでジャジー。完全にキテル。
完全に今回のベストアクトです サンキュー
リハで「Short Hair」をやっていたのでフェス仕様な感じで来るかと思いきや。
最新アルバムの曲+え、それやる?っていう曲祭りで感激した。
だからベボベが好きなんだ。
CDJに来ているウェイ族にも、これまでの彼らから完全に脱したことを分かってもらえたら最高だな。
まぁ周りみたら完全にぽかーんとしてたけど。
電話ズみたいに固定セトリから変えられなくて、という不器用さも好きだけど
やっぱり最新の彼らをフェスで知ってもらえてかっこいいって思ってもらえたら
もっともっと今後につながるなって。
でもステージ1個小さいところにされてしまったし、今回の反応も微妙かもだし次はどうなるのか心配だ
・MONOEYES
超ハッピーな音楽を鳴らす「新人」バンド!
実は初見。
こちらでは細美節さく裂してた。
「My Fackin' Instant Song」最高やな!笑
演奏している側も観ている側もすっごくニコニコしてて嬉しくなった。
あと、MONOEYESの合唱は良いよ。むしろわたしも歌うよ。
こちらも初。
人がいすぎて本当にびっくりした。
演奏も歌も決してうまくはないけど、彼らの持つ大衆性とか物語性に魅了されてしまうのでしょうね。
紅白で生中継されるということで場つなぎのMC(?)が多めでした。
彼らの可愛らしさといったらもう、ね。
そりゃ人気ですわな。
最後の天体観測では藤君自らが「オーイェイアーハン」をネタにしていてびっくり(笑)
・DJダイノジ
この前タナソーにもぶっ叩かれてたけど、とにかくもう彼らはDJと名乗るべきではないよね。
お前のiTunes晒し大会じゃないからね本当にっていうDJ()増えすぎだろ!笑
っていうかぼくらの音楽は道具になり下がるとか君らの好きなものを全部肯定するよとかなんかもう最低だ
あと個人的に振付を強制されるのがとても苦手だということに気付いた、チョーダサい。好き勝手に踊っていたい、、、
たぶん、あそこに集まっていた人は音楽が好きなのではなくて、騒ぐことが好きなんだろうなぁという感じです。最低な気分になってしまった。
気分を立て直して(?)、ZIMAを飲みながらのスペアザ!!!!
ほろ酔いで観るスペアザって超最高じゃないですか
後ろの方でずっとゆらゆらしてました。新年1発目のライブが彼らでよかった!
「BUMPと同い年」といって会場がざわついていた。
だいぶ疲れていてあんまり記憶がないんだけど、
安心して聴けるメロコア(良い意味で)。
2016年も激熱なバンドであってほしい。
・DJ(?)
この後は朝までDJ(?)を観ながら寝ました。
SUNと新宝島をめちゃめちゃ聴いた気がする、、、
柴田さんは自分で「クソみたいなDJ」と開き直っていたけど本当にクソみたいだった…
DJじゃなくてああいうパフォーマンスということにすればいいのかな?
レイジさんのDJは途中からだったからあれなんだけど、なにやら「ごめん、みんなが好きな奴かけるね」と言ってSUNをかけたみたいね。
たしかにそれはもやっとだわ(笑)
っていうかCDJのDJ(?)コーナーはもうDJという名前をやめるべきだ、
知っている曲でわちゃわちゃしたいならそういうプレイリストを自動で流しておけば?
それで芸人とかが盛り上げに来ればいいんじゃない?
という気持ち
新年早々荒らぶってごめんなさい。。。
2016年もたくさんライブに行ってたくさん音楽を聴きます
宜しくお願い致します。
12/30 LIVE DI:GA JUDGEMENT @QUATTRO/TAKE OFF 7
年明け早々の更新がまさかの昨年の振り返り。
まずは30日のLIVE DI:GA。
ライブレポートではなく備忘録程度に、ざっくり感じたことを書かせてください。
彼らを観るのは2014年のBAYCAMPぶりだったかな。その時は野外だったこともあってか、タカハシマイちゃんの声が全然出ていなかったり全体的に音も小さかったりであまり良い印象は持たなかった。
で、今回、ちょっぴり久しぶりに観たら曲がダンスミュージックっぽくなっていてびっくりした。もうちょっとふわふわしたイメージがあったので。
チェコを観ている時、隣に2,3歳くらいの男の子を連れたお母さんがいてほっこり。男の子はお母さんと一緒に手拍子をしたり手を挙げたりしていた。チェコのためだけに来ていたみたい。素敵な光景でした。
・シンリズム
噂の天才高校生。サポートにはThe BirthdayのフジケンやSHISHAMOの朝子ちゃんなど豪華メンバー。見た目は本当におとなしそうな普通の男の子でした。というか落ち着きすぎて大人っぽく見えた。
サウンドはまさに、渋谷系!
といってもきちんと2015年版にアップデートされていて、この年でこんな曲を書ける彼は、たしかに天才。
なんだけど、音響が最悪でした;;めちゃめちゃハウっちゃってた。やっと落ち着いたと思ったのが最後の1曲だった(笑)残念すぎる。
せっかくの素敵な声もあまり聴こえなかったよ、、、
MCでは「先週から冬休みに入って…。」「いつもはおうちでゆっくり過ごしてるんですけど、今年はライブが出来てとっても楽しかったです」なんて可愛らしい発言をしていました。これはおばちゃんウケ抜群だ。
・Keishi Tanaka
実はライブを観たことがなかった。バンアパ・荒井さんと仲良しで歌が上手い、というイメージだった。笑
多彩な音に乗る彼の声はとても心地よい。そしてパフォーマーとしても一流、、、!
「ステージがどこまでかわからなかったんで」なんて言って、楽しそうにクアトロ中を駆け回っていた。
爽やかな声に金管が入るとやっぱり良い。完全に個人的な好みだけど。笑
・Awesome City Club
アジカン・ゴッチも褒めたたえていた新進気鋭のバンド。
ライブを観るのは5月のAfter VIVA!ぶり、2回目。
リハやって、ちゃんと1回戻って、SEかけてお揃いの真っ白な衣装で登場したところに感嘆。世界観がしっかりしてるのね。
PORINちゃんはもっとふわふわ・キラキラしたお人形さんみたいな子かと思いきや、すっごくセクシーで強い目をしていた。
「4月のマーチ」できちんとお客さんを魅了していて、成長をかんじたよ、末恐ろしい子だわ!
・フレンズ
サポートベースに電話ズの涼平さん、サポートドラムに元ミイラズのルイスが入っているということで観に行きました。
ライブをやるのはまだ3回目?らしい。
ゆるラップの要素も取り入れつつ、シティポップぽさもあり。
MCもゆるゆるで、なんとも可愛らしいバンド。男の人がイケメンじゃない(失礼)のが好感度髙い!
次のLUCKY TAPES待機してたら残念ながらCD買いそびれちゃった、、、。
・LUCKY TAPES
なんと、入場規制がかかりました。
ACCとかと並んでシティポップと呼ばれることもあるけど、全然違うぞ~
グルーヴ感あふれる心地よいサウンド。
サブカル女子ホイホイな見た目のKai君のボーカルも耳に優しい。
お洒落すぎるぜこのバンド。
あとやっぱり金管が~~良さ、、、
TAKE OFF 7の大きさであの豪華なサウンド、たまらぬ。
・LILI LIMIT
半分くらいしかみれてないのだけど、ちょっぴりスーパーカーを彷彿とさせるサウンド。
MC下手くそなんだけど、それもまた可愛らしいね。
キャッチーさと高めのボーカル。若者にもっとウケてもおかしくない。
これからなのかな。
超余談。途中から入ろうとしたら外でKai君がファンの女の子につかまってて、「あ、ボク、LILI LIMIT観に行きたいんで…」みたいに言ってて好感度があがった。いいね、そういう不器用さ。
・Shiggy Jr.
狙った薄っぺらさとキャッチーさになんだか病みつきになりそう。
ボーカルの池田ちゃんが頑張って観客を煽っていて、新人アイドルを応援するみたいな気持ちになった…
っていうかフロアの男性率の高さね!
煽り方がちょっとポルノの昭仁さんっぽかった。まぁつまり、J-POP狙いにきてんなって。
今年はさらなる大躍進なるか?
サウンドチェックでまさかの 星に願いを をやってフロアが沸いた。
まだサウンドチェックだよ。って荒井さんに言われたけど、あれはずるい。
そのまま本編へ。セトリは正直、またいつものフェスのやつ、って感じでしたが。
シギジュニとは正反対で全く客を煽らないのにみんな踊りまくり、手をあげまくり、でさすがの貫録を見せつけていた。
彼らの音はたった4人で、ギター・ドラム・ベースだけなのになぜあんなに心地よいのか。
MCも「トイレがつまった」「タイ料理はクソ」と、明日もCDJ出るのにそんな話全くしていなくて相変わらず。
個人的には日本語詞も好きだからもっと割合多めにしてもいいのになぁと。
隣で合唱しまくっていた男子2人組が日本語詞になると黙ってしまっていたから、そういうもんなのかとショックでした。
30日は以上。
31日のCDJのことも書いておきたいので2本目に突入~☆
2015年ベストアクト
さて、ベストアルバムに続いて2015年のベストアクトを考えたいと思います。
アルバムよりもうちょっとフランクな感じでやります。
今年は31日のCDJまで含めると37本?38本?それくらい行くみたいですね。
(インストアライブ、テレビ観覧、轟音上映会含む)
単純計算で月に3回は行ってたってことか、、、まぁ1mmも後悔してないけど
無料で行ったものもあれば1万円以上したものもあるので、金額については考えないことにしていきたい所存。
ベストライブ、ではなく、アクト、を順不同で5組(5本)?決めることにします。
ライブにしちゃうと対バン形式も多いのでちょっとなぁ、という理由。
ちなみに行ってないけど行ってたら間違いなくベストアクトになったのはBAYCAMPに出てたいろんなバンド。(雑)全部最高だったろうなぁぁぁ
&ビバラのyog。ギター松田さん脱退前ラストライブ。ゼミさえなければ、、、
ということで、本題へ参ります。
01:Suchmos(2015/10/11@新代田FEVER)
Yogee企画のトップバッターだったSuchmos。痺れたな~。Yonce君のドヤ顔!笑
カリスマバンドって彼らみたいのをいうのか、と。
前にライブレポートチックなのを書いたので詳しくはそちらを。
YUKIちゃんのライブは初見だったのだけど、クルクル変わる彼女の表情に釘付けでした。彼女が主演のミュージカルみたいだった。
演出もとっても凝っていて、これはもう「ライブ」の域を超えているなと。
JAM時代と変わらぬ、いやむしろさらにパワーアップしたキュートさ。
あの小さな体の一体どこにあんなパワーを秘めているのか、というほどに声量がすごくて鳥肌が立ったよ。
「好きってなんだろう…涙」から「キスをしようよ」の流れがとっても素敵で、YUKIちゃんワールド全開でした。
このMVでちょっとだけあのキラキラが伝わるかも。
03:ZAZEN BOYS(2015/6/6@川崎CLUB CITTA')
いつもナンバガ~~と言いまくっているワタクシですが実はこれが初向井。
こんなに気持ち悪くてでもめちゃめちゃにうまいバンド、初めてだった。
メンバーが向井の一挙手一投足を見逃すまいとじっと見ていて、見ているこっちまで緊張感でビリビリした。たまらねぇ。
そして汗だくのおっさんたちが最後にセンターに集まって、電気グルーヴの「Shangri-La」をボイパで歌い始めるという意味の分からない展開。(でもめちゃくちゃにうまい)しかも歌詞はテキトー。
オールナイトだったのにZAZENですべてを出し尽くしてしまった気がする。
また観に行かなくちゃ、、、
04:大森靖子(2015/3/12@Zepp DiverCity TOKYO)
「オトナの!」という番組が主催したフェス。他にフジファブリックやアジカン、電話ズといった豪華な面々が登場。
でも圧倒的だったな。靖子ちゃん。
会場の雰囲気を一気に持って行っちゃってて、叫ぶように歌う彼女にゾクゾクした。
最初観たときはあれ、写真と顔が違う!と思ったんだけど(笑)、ステージを駆け回る彼女はすんごくかわいらしかった。
ユースケ・サンタマリアの顔面にケーキをぶん投げて、そのあといろいろ大変なことになっていたけどそこも彼女らしい。
これまで、メンヘラな子はあんまり好きじゃなかったのだけど、新境地開拓した!という気持ちになりました。
05:佐々木亮介(2015/7/13@TSUTAYA O-EAST)
AFOCのボーカル・佐々木の弾き語り。この日はほかにバンアパの荒井さんやビーバーの澁谷さんなんかも出ていてとっても豪華なライブだったのです。
O-EASTで座ってライブを観るのはなんだか変な感じでした。
でも、本当に良い夜で。バイト先からダッシュした甲斐があったよ~思い切り遅刻だったけれども~
佐々木の弾き語りはすげぇロックンロールなんですよ ギター1本であんなことができる彼は本当にカッコいい
現実に帰って闘うときにはこれを思い出そうってそう思ったのです。
ベストアルバムにも選んだ「ベストライド」の弾き語りを、どうぞ。
チケットを見返していたら一つ一つのライブがばーって思い浮かんできて、この1年本当に楽しかったなぁと。
ほとんどのライブに1人で行ったけど、何にも後悔してない。
音楽に感謝。笑
2015 ベストアルバム10選!
なんだか安っぽいまとめサイトみたいなタイトルになってしまいましたが、
2015年に発売されたアルバム(ミニアルバム含む)からベストアルバムを10枚選んでみました。
優柔不断なため順位はつけません(つけられません)が、各アルバムを☆で5段階評価することにします。
01:ポルノグラフィティ/RHINOCEROS ☆☆☆
デビュー15周年を迎えた彼らの、3年5か月ぶりのオリジナルアルバム。EDMだったり、4つ打ちだったり、本当に色々な曲調を取り入れているのにぶれないポルノ「らしさ」。
特にシングルカットされた「オー!リバル」はこれぞポルノグラフィティ、というラテン系の曲。「アゲハ蝶」「サウダージ」といった初期のヒット曲を彷彿とさせる。
とにかく今作りたい曲を作った、とインタビューなどで語っていたように、一見節操のない曲の並び。しかしどの曲もきちんと「ポルノの曲」になっているのはgt.新藤の音楽的センスだけでなくvo.岡野の声のパワーもあるだろう。
ba.Tamaが脱退し、プロデューサー・本間昭光のもとを離れ、迷走期を超え…ようやくここまでたどり着いたと思うと非常に感慨深い1枚だ。
02:FFS/FFS ☆☆
フランツ・フェルディナンドとスパークスのコラボレーション・バンドによる本気のアルバム。
ひねくれポップ・バンドなどと評価されがちな2組だが、このアルバムもなかなかひねくれている(良い意味で)。
軽やかなピアノの音に厚みのあるボーカル。決してダンサブルというわけではなく、予想していたほどキャッチーでもない。しかし不思議と聴き入ってしまう。
そう、スパークスの世界観が爆発しているのだ。
彼らはまだまだバリバリの現役だと実感する。何なら、フランツが呑まれてるくらい。
ちなみにサマーソニックで運よく彼らのパフォーマンスを観ることができた。噂のトム・ヨークで眠たい空気になった会場の空気を一変させた彼ら。最高に盛り上がって観客を躍らせていた。もう一度ライブが観たいので、飽きずにもうしばらく続けてほしいものだ。
03: Base Ball Bear/C2 ☆☆☆☆
- アーティスト: Base Ball Bear,小出祐介,玉井健二
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: CD
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近頃のベボベは何かが違う。かつての青春ロックバンド、ナンバガ&スーパーカーフォロワーから一皮むけてしまったようだ。
というより、ナンバガやスーパーカーの影響を前向きにとらえて自分たちのものにしてしまっている。
ba.関根の演奏力が格段に上がり、バンド全体の雰囲気もすっかり大人に。vo.小出の捻くれた歌詞がさく裂したファンク調な1曲目からファンはもちろん、そうでない人も虜になってしまう。
ベボベをあまり好きじゃないと思っていた人にこそ聴いてほしい一枚。
前作「二十九歳」から短いスパンで発表された今作、当然ながら相当な気合が入っている。
ベボベと言えば青春でしょ、4つ打ちでしょ、なんてイメージはもう古い。
恐れずに新たな一歩を踏み出す彼らに感嘆している。
04: Ykiki Beat/When the World is Wide ☆☆☆
日本人とは思えない発音の良さ、作曲やアレンジのセンス。これで平均年齢22歳というのだから驚きだ。洋楽とか邦楽なんて括りがいかにどうでも良いものか実感させられる。
各所で絶賛されすぎて選ぶのを悩んだくらい今夏の話題をかっさらった一枚。
『Forever』は現在WalkmanのCMソングとしても使われているので耳にしたことのある人も多いはずだ。
本当は☆5つつけたいところだが、『Forever』のキャッチーさを期待してこのアルバムを聴くときっとあまりハマらないだろうなと考えて、☆3つ。
05: Suchmos/THE BAY ☆☆☆☆☆
タワレコのPOPには和製ジャミロクワイと書かれていた。その紹介はあまりにも雑だなぁと思うけど、要するにブラックミュージックというか、アシッドジャズ的な要素を取り入れてる。
ベースの音がめちゃめちゃ気持ち良くて、vo.Yonceの声がすごく綺麗で、自分たちの音楽に自信があって、たぶん彼らはカリスマバンドってやつ。これまたメンバーが若い。
演奏力が抜群なのはもちろん、言葉選びのセンスも光っている。
年末のCDJ、来年のビバラロックにも出演するので要チェック。
06: Awesome City Club/Awesome City Tracks 2 ☆☆☆☆
とびきりポップでキュートで、でもそれだけじゃない。
前作「Awesome City Tracks」から短いスパンでのリリース。でも、その短い間でぐっと進化している。
キラキラ、から、ギラギラへ。
"いつか死ぬならば目指すのさ I have a dream yeah 欲張っていこう”
以前までなら出てこなかった言葉。3cmくらい現実から浮いているような歌詞が多かったが、今回は地に足がついた、体温を感じられる歌詞が登場しているのが印象深い。
野心に満ち、戦おうとする彼らの意思を感じた。
07: ASIAN KUNG-FU GENERATION/Wonder Future ☆☆☆☆
フー・ファイターズのプライベートスタジオを借り、レコーディングを行ったという本作。
8ビートのストレートなロックンロール。真っ白なジャケット。そして英語タイトル。
新しいことに挑戦し続けるアジカンの姿勢はもっと評価されるべき。
ここまでストレートな日本語ロックって、今の時代、意外と少ない。長く聴かれるアルバムになる予感がしている。
08: a flood of circle/best ride ☆☆☆
転がりつづけるロックンロール・バンド、a flood of circle。
やっと正式メンバーが加入したかと思ったら半年で脱退してしまうも、彼らは一切歩みを止めなかった。そして間髪入れずリリースされたミニアルバムがこの「ベストライド」。
表題曲の『ベストライド』はこれまでにないくらいキャッチーで、明るくて、前向き。
"俺のベストはいつも 今なんだよ”
vo.佐々木はまだ20代にも関わらずかなり達観してしまっているのだとひしひしと感じた。
と同時に、バンドに対する気合と執念も。たった6曲。けれど、覚悟を決めた1枚になっている。
音小屋CD交換会でもベストアルバムに選んだ1枚。
dr.坂井が抜け、2人体制となってから初のアルバム。
どん底にいたときに作ったという「Lucky」は底抜けに明るく、これまでのメンバーではきっとできなかった作品となっている。
新しい人との出会いが新しい化学反応を起こし、新境地を開拓していく。
2人でも続けていくという覚悟の詰まったアルバムでありながら、tacicaらしく命のことを歌い続けている。
10: WANIMA/Are You Coming? ☆☆☆
ピザ・オブ・デスの若手ホープ、WANIMA。
デビューして間もないが数々の主要フェスに引っ張りだこ、このアルバムもオリコンチャートで最高4位を記録するなど話題に事欠かない。
日本語で直接的にエロを歌い上げるバンドがここまで受け入れられているのにも驚き。
しかし彼らはエロだけではない。音楽への愛も、人への愛も、すべて平等に歌っている。
見た目はチャラいけど、めちゃめちゃカッコいいんだ、普段あまりメロコア系聴かないけど、私にとって彼らはヒーローだ。
MUSICAのレビューにあった「俺たちにはハイスタがいたように、君たちにはWANIMAがいる」という言葉がすべてを表しているような気がする。
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ということで悩みに悩んで書くのに相当時間がかかった今年の10枚。
本当はもっと洋楽も入れたかったし、邦楽でもあれもこれも入れたかった。
まだ聴きこめていないけどもしかしたら入るアルバムもあったかもしれない。
でも無理矢理まとめました、
何年か後に読み返して、この頃の私はこんな音楽を聴いていたのねって思えたら面白いかなって。
それだけです、自己満足。笑
お付き合いありがとうございました