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音楽とか映画とかドラマとかの話をしてます。

新社会人が就活を振り返るやつ

4月に入りました。

社会人に片足を突っ込んでいる私が、就活生を勇気づけられたらなぁという思いから、就活を振り返ります。

■“就活”が気持ち悪かった

私は7月の終わりくらいまで就活をしてました。

メディア系を中心に見ていたけど全然ダメで(適性がなかったのでしょう)、土日休みなら副業で好きなことできるだろう、という邪な理由から金融やメーカーも受けていたという無茶苦茶な感じ。

とにかく就活が嫌で(面接が嫌というより、“就活”が嫌でした)、みんなで足並み揃えて何かするというのが気持ち悪くて仕方なかったです。

説明会とかグループワークとか面接の待ち時間とかで自己紹介するたびに大学生に対する嫌悪感がすごくて。

でもそういう人たち(と一括りにするのは最低だと分かっているけれど、便宜上)の方が内定をとっていて、なるほど社会に必要なのはこの気持ち悪さに慣れることなのか、と悟った。

少しだけ就活に順応したせいかどうにか金融系の会社から内定をもらったけど、「内定者ページ」のリア充アピールや友達乞食の気持ち悪さ、「懇親会」への嫌悪感などなどから辞退。

結局半年くらいインターンとして通っていた会社に就職することになりました。ベンチャーです。安定なんて言葉とは縁遠いけれど、WEBメディアを運営している会社で、働いていて純粋に楽しいと思った。

 

■「社会に出たらもっと辛いことがたくさんある」は主観でしかない

同期もいない本当に小さな会社で、研修もないし、周囲から見れば新卒ブランドをドブに捨てたようなもんです。

多分この選択は、狭い視野で見れば就活から「逃げた」、「負け組」だと思います。

もしかしたら私自身、いつか後悔することもあるかもしれない。でも後悔するのはどこの会社に行っても一緒だ、と言い聞かせています

ただ私が言いたいのは、就活が辛い、と言うと「社会に出たらもっと辛いことがたくさんある」と言ってくる人がいるけれど、それはその人の主観でしかないということ。

私はその会社で週5日、アルバイトとして働き始めて半年経ちますが、就活の方が圧倒的に辛いと感じました。(アルバイトといっても単純作業とかではなくいろいろ任せてもらっています、念のため)

だからもし今就活が辛いとか気持ち悪いとか思っている人がいたら、「こんなことくらいで辛いと思うなんて…」と自分を責めなくて大丈夫、と言ってあげたい。

 

日本にいる限りはこの気持ち悪さに耐えて、順応しなくてはならないような気がしてしまうけど、そんなことはなくて。

選択肢はいろいろ。足並み揃えて何かをやるのが嫌な人は、思い切ってそのレールから外れて、飛び出してみても良い。

新卒ブランドが云々とか、安定がどうのとか、正論や同調圧力に押しつぶされないでほしい。

生きることが最優先です。