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cream soda

音楽について考えていることやライブレポートを書きます

Base Ball Bear/二十九歳

つらつらと感想をば。

いろんな人の感想を読んだら自分が最初に感じたことが思い出せなくなっちゃった(笑)まぁ、とにかく書いてみる。

私にとってアルバム「C」「十七歳」「(What is the)Love&POP?」は、憧れの青春が詰まってる作品でした。それこそまさに、レモンスカッシュ感覚。

そしていま聴くとノスタルジー、あのころが青春だったのかなぁって思える、そんな作品。

今回のアルバム「二十九歳」はこれまでのベボベのイメージを一新したんじゃないかな。

ベボベ=青春ソングっていう図式に囚われることないように、でもベボベらしい爽やかなサウンドも残しつつ…

このアルバムのテーマは「普通」だってインタビューで散々言っていたけど、なるほどたしかに。

ここには憧れの「二十九歳」はいなくって。屈折しまくっていた十七歳から、「普通」の大人の二十九歳になったベボベがいた。

じゃあ普通ってなんだ?その答えがアルバムに詰まってた。全部通して聴いて、初めてわかるんだ。たぶん。

一曲一曲の感想もざっくりと。

 

01 何才

初めてイントロを試聴したとき、たまらなくドキドキした。始まる!って感じがして。

サビの「澱みからメロンソーダまで」っていう歌詞にもどきりとした。

同時に、あ、レモン、卒業したんだなってことに気付いてちょっとだけ笑えた。

 

02 アンビバレントダンサー

アンビバレントってなんだ?って思ったら、相反する感情を同時にもつこと、らしい。年を重ねて大人になるとこういう精神状態になるんだと。

好きだけど。嫌いだけど。嘘だけど。本当だけど。

白黒はっきり答えが出ることなんてそんなにないよね。

歌詞の「踊れ」からTabibito~を連想した人は絶対私だけじゃない(笑)

歌詞カードに縦書きで書いてあるのがニクい!最高の計らいだ!

 

03 ファンファーレがきこえる(Album Mix)

アルバムミックスということで。全然詳しくないから音楽的なことはあまり語れないんだけど、シングルバージョンよりも音がこもってる感じっていうのかな。とくにイントロらへんとか。

曲調はThe・ベボベ!って感じだし、歌詞も一見よくある前向き応援ソングなんだけど、このアルバムのこの場所に入ることでまた違う曲に聴こえる。

前の曲では白黒つけられないことばっかだよって感じだったのに、「答えを出さなきゃいけない」っていう焦り。

曲順へのこだわりが早速感じられましたな。

 

04 Ghost Town

今のこいちゃんだから書ける曲なのかな。19の私にはちょっとわかるような、全然わかんないような。

でも「この町を早く逃げだそうぜ」って思いは田舎でも、東京でも、変わらなくあるよね。

もっと大人になったらじっくり聴きたい曲かも。悔しい。

 

05 yellow

これライブで聴いたときは「むむ…」って思ったけど、アルバムで聴いたら一発で惚れました。

サビの歌詞がとっても綺麗なのに、他の歌詞はなんだか生々しくって、そんなところもたまらないです。

 

06 そんなに好きじゃなかった

この流れ好きなんだ!大好きなんだ!

ベボベっぽいというよりは岡村さんっぽさを感じました。なんか、憧れの岡村さんとお仕事して表現の幅が広がったのかもですね。(偉そうだな)

でももともとこういう曲を書ける力はあったんでしょうね。

カラオケででっかい声で歌いたい。あー女って何だ!?ってさ。笑

ところで、ヤスヒロとマナブって実在するのですか。

 

07 The Cut-feat.RHYMESTER-(Album Mix)

そしてここにこの曲ですよ!素晴らしすぎる曲順!

シングル持ってないから、なんとも言えない。笑

ただ私はこの曲が最高に好き。MVも、ベボベの中で一番好きかもしれない。

 

08 ERAい人

これは衝撃!イントロたまんねー。

やっぱりこの曲とセットでThe Cutは完成なのか。歌詞カードでもこの2曲がちゃーんと同じページに載ってたし。

そんで、ERAってなんなのか、いまだに理解していません。

 

09 方舟

前曲とのテンションの違いがすさまじくって、なんか聴きにくいなぁなんて最初は思ってしまった(笑)

でもここから後半戦!っていう区切りの曲な気がする、今は。

いろんな想像ができるけど、人生っていう大海原を舟でゆく、っていうのが一番納得。

この曲、まさに「普通」を歌ってますね。

 

10 The End

歌詞に「幽霊の町」って出てくるじゃん?こういうの愛してる。

パンデモニウム」はどれを指しているのかしら。そんなに~でフラれたこと?笑

「僕の人生はつづく つづく」。前向きにも後ろ向きにもとらえられるけど、わたしは絶望を感じました。

だって、旅が終わっても、生き続けなきゃいけないんだよ。終わりは終わりじゃないんだよ。終わりたくても終われない。そんな絶望。

 

11 スクランブル

曲全体に漂う90年代(?)っぽさが好きです。

「乱舞る」、歌詞カード見てて楽しかった。

これまた答えが出ないシリーズ。

「どちらがどちらでもあって…どちらがどちらでもないから困る」

 

12 UNDER THE STAR LIGHT

ライブで聴きたい曲NO.1!!!!

「君の透明力」っていう表現はすごくベボベらしい。

なんかすごく駆け抜けまくってるけど、やっぱり「十七歳」のころの青春とは違うんだな。

何がどう違うのかいつかちゃんと言葉にできたらうれしい。

まだ感覚的なものでしかない。

 

13 PERFECT BLUE(Album Mix)

前曲と対(セット?というかなんというか)になってますね。前曲は夏の星空。こちらは夏の青空。

歌詞カードでもばっちり同じページに載せてるし。

この曲は翔びまくり。笑 こんなに爽やか曲なのに、「君」は「翔ん」でしまったのね。

「青い君は美しくなる」という部分がぐさりとささる。

 

14 光蘚(Album Mix)

「君がいて 僕がいる ただそれだけが 赦せない」。

もう、「十七歳」のころのように、純粋に君さえいればいい、なんて子供じみてる?

ここで言っている「君」は、誰のこと?

「僕は君を食らってでも 輝きたいから」。生々しくて耳をふさぎたくなった。

 

15 魔王

これもやはり前曲と繋がっています。キーワードは「丘」、かな。

ここに出てくる「彼」はサカナクションの山口一郎さんだと聞いて、そんなふうに見ていたのか、と少しだけ驚いて、でも納得した。

でももしかしたら山口さんもこいちゃんのこと、そうやって見ているかもね。

サビのぱぁっと視界が開ける感じがとっても好きですよ。

ライブ本編の最後にふさわしそうだなぁ、なんて、余計なお世話か(笑)

 

16 カナリア

魔王がラストにぴったりだよ。なんて思った私を殴りたい!

いつのまに、こんな曲、作れるようになったのか、進化してますね・・・・

この曲がある意味、ベボベの答え。このアルバムの答え。

とにかく「日々はつづく」し、「良いのか悪いのかでずっと悩」んでも、答えなんて出ないことばっかりだよ、って。

 

長々と書いてしまったなぁ。

自己満足。またやろう。