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cream soda

音楽について考えていることやライブレポートを書きます

10/11 Dreamin' Night @新代田Fever

東京でいま、最もアツい3組。

Yogee New Waves×never young beach×Suchmos

の競演が10月11日、新代田Feverで行われた。

もちろんチケットは即ソールド、当日券も出せないくらいに会場は超満員。

 

1組目のSuchmos。「We are Suchmos~♪」と、1曲目、SE代わりの「S.G.S」 と共にメンバーが登場。会場は拍手で出迎える。vocalのYonceがステージに現れると黄色い歓声も聞こえた。

「YMM」のイントロが流れると会場は一気に加熱。Yonceの不思議なダンスに魅了され、早くもSuchmosワールド全開に。

Yonceが「躍らせるなら俺がやりたい」とクールに歌い切り、「吐き出す場所はここくらいしかないだろ?」とステージを指していた「Alright」が印象的だった。

「Miree」では「終電で繰り出して”Fever”で待って」と歌詞を変えて歌うなど、ライブ感あふれるパフォーマンスを見せてくれた。

約40分と短いステージながら2曲も新曲を披露するという男気溢れるセットリストがこちら。

~セットリスト~

YMM

Alright

新曲①

新曲②

Miree

Life Easy

~~~~~~

続く2組目はYogeeのレーベルメイト、never young beach。

1曲目は「夏がそうさせた」。Suchmosのクールなステージとは打って変わって、観客が思わず笑顔になり、揺れたくなってしまうような音楽を奏でる。

vocalの安倍のMCも絶妙にゆるい。

「サチモスのライブが超かっこよくて…Fever盛り上がろうぜ!みたいな、僕もさっき小っちゃい声で言ったんですけど(笑)緊張してました。僕ん家Feverの近くで。緊張してたらさっき楽屋に飼ってる犬が来てくれたんすよ。あのー、あとで物販に犬置いとくんで、良かったら触ってってください。」と話し、会場の笑いを誘った。

外はすっかり秋だったが、Feverは夏が戻ってきたかのような熱気に包まれていた。

「どうでもいいけど」の前には「ヤフオクで8000円のギターつかってたんですけど、新しいギター買ったんです。(お金は)人並みには持ってますけどそんなにです。…髪の毛を『束ねて忘れる』って歌詞がありますけど、髪切ってもあいつ金持ってんだなぁとか思わないでください(笑)」と冗談を交えたゆるいMC。しかし演奏が始まるととにかく、ロックンロール。

ギターソロではメンバーが前に出て来て観客を煽る、煽る。

ネバヤン、なめてた。かっこいいじゃん。ロックンロールじゃん。

~セットリスト~

夏がそうさせた

ちょっと待ってよ

新曲

あまり行かない喫茶店で

どんな感じ?

新曲

雨が降っても

どうでもいいけど

お別れの歌

~~~~~~~

そしていよいよ、今夜の主催者Yogee New Waves。

髪の毛がサラサラ(by ネバヤン安倍)なVocal角舘が何度も「Yogee New Wavesです、今夜はよろしくお願いします」と言っていたのがとても印象深かった。

「サチモスは高校の時から友達で。サチモスはもう呼ぶの決まってたんだけど。どうせならネバヤンも呼んじゃう?って。レーベルメイトだしみんな見たいでしょ、ってことで。」と、今夜のイベントへの思いを語った。

1曲目から「Hello Etchiopia」、「Fantastic Show」とライブ定番曲を次々と披露し圧倒的な実力を見せつけた。

Megumi no Amen」「Summer」ではひときわ大きな歓声があがり、ますます盛り上がる。

「Climax Nightは夜の曲のEPだったから、夕方のを作りました。」と

新曲「Like Sixteen Candles」を披露した。

「Climax Night」では「台湾人も歌えたんだから、もっと歌えるでしょ!」と観客を合唱させた。

アンコール1曲目に演奏された新曲「Night is Coming」。「眠るときに作った曲です。」という言葉が印象的だった。

~セットリスト~

Hello Etchiopia

Fantastic Show

Megumi no Amen

Summer

Baiuzensen

Like Sixteen Candles

Listen

Climax Night

Good Bye

~en~

Night is Coming

Dreamin' Boy

~~~~~~~

こうして今を時めく3バンドによる最高の、まさに「夢のような夜」が終焉を迎えた。

YogeeのVocal角舘はMCで「シティポップ」にこんなふうに言及していた。

「シティポップの定義っていうのは、都会に対するニヒリズムなんだって。大貫妙子とかさ。ってことはまず、東京出身者しかありえないわけ。いまシティポップって俺らくらいしかいないと思ってる。だってさぁ、the fin.とかYkikiとかどこがシティポップなんだって話じゃん(笑)次、シティポップって言ったら100円ね。募金。それでみんなで被災地を救おうぜ。笑」

この3組をネオ・シティポップなんて軽々しくくくるべきではない。

彼らの精神はロックンロールで、ポップで、ブラックミュージックで。

とにかくありとあらゆる音楽が混ざり合ってここに行き着いたことが、ライブを見れば一目瞭然だ。

もし彼らのライブをまだ見たことがないという人がいれば、ぜひ今のうちに近くで見ておいてほしい。

いま、東京で一番ホットでクールな3組。見ない手はないだろう。