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cream soda

音楽について考えていることやライブレポートを書きます

tacicaというバンドの在り方

先日、tacicaの10周年記念ライブ「烏兎」へ行ってきました。

私がtacicaを聴き始めたのは高3のころで(たぶん)、最初に聴いたアルバムはsheeptownかな。あまり言いたくないけど元カレの影響(笑)

高校時代は何かと忙しくて(お金もなかったし)今と比べるとあまりライブに行っていなくて。

tacicaのライブに初めて行ったのも大学に入ってから、HOMELANDのレコ発イベントだった。渋谷タワレコの地下でやったやつ。

時間にしたらたった40分だったけど、歌とか演奏はもちろん、猪狩さんのあの独特の間とかトシ君のグッズ紹介の可愛さとかにすっかりはまってしまった(笑)

そして1月になって、トシ君が脱退を発表。脱退ライブのチケットがまだ残っていたこともあって急きょ参戦した。

脱退ライブに行ったのは初めてで、泣くかなぁと思っていたけど猪狩さんが「みんな…泣くんじゃないよ」って。

「俺らはいつも通りやるだけだから」って。周りを見たらみんな崩れ落ちるように泣いていたり、茫然としていたりして、だからせめてわたしは思いっきり楽しもうって。

グッズ紹介のときにトシ君が、「僕はいなくなっちゃうんだけど、これからもtacicaを応援してください。」ってあの声で変わらぬたどたどしさで言っていて。たまらなかった。

だから2人になったtacicaも変わらず応援してた。たくさん悩んだかもしれないけど(いまも悩み続けているかもしれないし)、前に進むことを決意して活動し続けてくれる2人が愛おしかった。小西さんがグッズ紹介するようになったしね。

 

そして今回の中野サンプラザ。ハイライトでどうしてもトシ君が浮かんで、、、泣きそうになってたら、前の女の子が号泣していた。

本編最後のMCで、「この10年、ほんとにいろいろあった。…いまだに、笑って話せないこともあるし。…ここに来てくれているようなお客さんなら、分かると 思うけど。でも…いつか、そんなこともあったね、って笑って話せるようになるまで、頑張って続けます。なるべく、同じメンバーで。ここにいるみんなと。」 というようなことを言葉を選びながら話していて(あの独特の間を文字で表すの難しいね)、うわぁぁあぁってなっていたらDAN。

”今日も又 アナタのいない場所を 手当たり次第探す どこかへ行っても良いかだなんて思わないさ”

”描けない夢なんてない 叶わない夢なんてない って思ってたんだろう ひとり 残り全部の命を使って”

きっと、猪狩さんも小西さんも、あの場にいたファンのみんなも、トシ君のことを思っていたはず。

ぜったいまたいつか3人で笑って演奏できるって信じてる。ガンという病気がそんなに簡単なものじゃないっていうのも、痛いほどわかったうえで。

ドラムの違いなんてわたしにはわからないって思っていたけど、トシ君のドラムと中畑さんのドラムが全く違うと分かってしまって辛かった。トシ君のドラムは彼の性格そのもの、優しくてあったかくってでもキックが力強い。中畑さんのドラムは激しくてめちゃくちゃかっこよかった。Syrup16gも観てみたいな。

tacica は安心してライブに行けるバンドNo.1かも、、、ファンが素晴らしいんですよ本当に!基本的にみんなマナーが良すぎる。曲ではわーって盛り上がる(と 言ってもモッシュは起きにくい)のに、曲間はしーんってするあの緊張感はtacicaだけだよね。いろーんなバンドのライブ行ってきたけど、ほんとに独特。

というわけで、頑張って続けると言っていたので信じて応援し続けます。