cream soda

音楽とか映画とかドラマとかの話をしてます。

6/18 フルカワユタカ presents『play with B』~with C2 w/BaseBallBear

フルカワユタカ氏とベボベの競演を観た。意外にも初めての、下北沢GARDENにて。

待機場所の地下2階は、ベボベグッズを身に着けた若いファンで溢れていた。パッと見、7~8割くらいはベボベファンかなぁといった感じ。(かくいうわたしも。)

フルカワさんは、ベボベ・湯浅脱退後のツアーを8本、共に回ってきた。でも、これまでその理由を明確には語ってこなかった。頼まれたからやった、というような、ふんわりしたことは話していたけれど。

そんなフルカワさん主催の今回の企画。まずは、いつものSEとともにベボベが登場する。

もちろん(!?)主催者・フルカワさんがサポートギター。個人的に湯浅脱退後、2回目のライブで、やっぱりまだ寂しくて悲しくてつらい、という気持ちは抑えられなかった。

けれど、フルカワさんは迷いなく力強い演奏をしてくれていて(きっと内心はたくさん迷いもあっただろうけど)、だからわたしも「大丈夫だ」って思ってみていられたのかも。

「「それって、for誰?」part.1」、「不思議な夜」、「曖してる」、とツアーでも披露した楽曲が続く。「それって~」のギターソロは、スターのファンだけでなくベボベファンまでもが、安定した力強い演奏や会場を煽る姿に夢中になっていた。

続くMCで、「実はフルカワさんとやるのは野音で最後だった」ことが明らかに。「だから今日は延長戦みたいなもん」と。

ベボベは昔、ドーパンのツアーに帯同したことがあったそうで。でも、そこでは特に仲良くならず(小出曰く、「威圧感があった」)。ただ、フルカワさんと「波が合った」湯浅とは交流が出来ていたとのこと。

MCやインタビュー、ラジオではほとんど話さなかった湯浅が、どんなふうに話していたのか、今となっては想像するしかないけれど、そうやって慕える先輩がいたことは彼にとってとても大きかったと思う。もしかしてスターがいなかったら、湯浅はもっと早くいなくなっていたかもしれないし、もっと最悪の結末を迎えていたかもしれないし…

そんなMCのあとに「どうしよう」。これ、すっかり涙腺破壊ソングになってしまった。ライブを観ていても、ここにいない人のことばかり考えてしまってダメだなぁ

そして爽やか残酷ソング「short hair」。

フルカワさんこのあともライブするんですよね!?っていうくらい、全身全霊でベボベをサポートしてくれていて、本当にありがとうスター…という気持ちだった。

いやでも、フルカワさんに一番お礼を言わなきゃいけないのは湯浅だろうが!って思いながら。笑

曲中、堀くんと何度も向き合って演奏する姿に感激しました。

あと数曲で終わりと語るこいちゃんに、まだ終わらないでほしいと強く思った。

完全に狙いすました「changes」。ベボベらしい、4つ打ち盛り上げソング、みたいな印象があったけど、すっかり意味が変わってしまった。

「UNDER THE STAR LIGHT」withスター。より”ロックチューン”に仕上がっていた。ぼろぼろに傷つきながらも、駆け抜けていく強さ。

…どの楽曲だったか定かでないのだけど、関根と小出のバトルがかなり見ごたえあって、格段にうまくなったなと。で、フルカワさんと堀くんがバックできっちり演奏してくれてるから、安心して全力で、できたのかな、なんて。

「LOVE MATHEMATICS」「PERFECT BLUE」と、ライブ定番の2曲で、スター・フルカワユタカによる、BaseBallBearのサポートは終わった。

ベボベで相当に盛り上がったあと、7,8割がベボベファンの会場をここからどう盛り上げるのかしらと心配していたのだけど杞憂だった。

四つ打ちがメインの、キャッチーなロックチューンを立て続けに披露。演奏力や存在感あるカリスマ性を見せつけて(これが威圧感?)、あっという間に観客の心を掴む。

「ロックスター!」コールでは、思わず誰もが叫んでしまっていた。

MCでは「あんまベボベの話ばっかすんのもさぁ。来月の告知とかも…まぁ帰り配ってるから見てね」なんて言って、ベボベの話ばかりしてくれていた。なんだこの頼れる兄貴…っていうかもはやパパ!?!?

「バンドなんてのは10年15年やってたら無傷ではいられない。何もないように見えるバンドも見えないところで傷ついてんの。」「彼らは続けた、それが全てだと思うよ。」「(小出は)ありがとうって言うけど、俺も勉強になった。くすぶってた…わけじゃないけど、そんな俺を外に連れ出してくれてさ。これまで全部断ってたんだけど。2月に、将平ぽんがいなくなっちゃってさー。湯浅も、ここに立ってるのが、俺なら、いいよって言ってくれるんじゃないかなとか。マネージャーとか事務所が、やってやれって言ったりとか。笑」

と、ベボベが語らなかったたくさんのことを彼の視点で話してくれた。嬉しかったなぁ。

この4か月ですっかり、ベボベのことを好きになってくれて、本当に良かった。ありがとう。

彼がいなかったら、技術的な理由でも精神的な理由でもベボベは「終わって」いたかもしれないと思うと。

熱狂の中、本編が終了すると、アンコールへ。

小出との電話を再現(?)し、「カバーをやります」と、BaseBallBearの「The END」を。

「あってるかわかんないよ」と散々予防線をはってたくせに、完璧じゃないすか。原曲よりもちょっとパンクな雰囲気があり、フルカワさん「らしい」。

やっぱりこの曲は湯浅に向いてるよなぁ。なんであの時に、こんな曲かけたの、未来が見えていたのかい、と思ってしまう。

ドーパンを解散したロックスターが歌うからこそ、余計に、この歌詞の意味が沁みた。

そしてそのあとに「Crazy」。殺人的なセットリストじゃないか。

 

このインタビューが物語ってるな。彼はまごうことなきロックスターです。ベボベにせよフルカワさんにせよ、ロックンロールは続くのです。

 

www.barks.jp

TL見ていたら、ベボベファンもスターのファンもお互いに感謝し合っていて、素敵な関係になったなぁと!

これでフルカワさんのサポートは一旦最後だけど、きっとまたどこかで。

 

<SET LIST>


1.「それって、for 誰?」 part.1
2.不思議な夜
3.曖してる
4.どうしよう
5.short hair
6.changes
7.UNDER THE STAR LIGHT
8.LOVE MATHEMATICS
9.PERFECT BLUE

 

1.too young to die
2.Beast
3.GAME
4.slow motion
5.眠りたくない夜は
6.君は神様だったから
7.ボクは、少しズルくなる
8.I don't wanna dance
9.the mugendai dance time
10.The Fire
11.Transient Happines
12.beat addiction
13.MIRACLE

encore
14.The End (Base Ball Bear)
15.Crazy

映画『FAKE』を観た

「誰にも言わないでください、衝撃のラスト12分間。」


佐村河内騒動のドキュメンタリー/映画『FAKE』特報

オウム真理教信者を追った『A』『A2』を手掛けた森達也さんの最新作『FAKE』は、2014年に世間を賑わせた、新垣亘さんを“ゴーストライター”としていたという、佐村河内守氏を被写体にしたドキュメンタリー映画。

実は私、森さんがこの映画を撮り始める前に、彼の講義を受けていて。映像は思考停止させるとか、客観中立なんてないということを、様々なドキュメンタリーを通じて学びました。

映像はもうできない、やらないと言っていた彼の久しぶりの映像作品ということで、大変楽しみにしていました。

講義を通じて彼には散々騙されて(?)きたので、相当疑心暗鬼になって観てしまいました。でもこれは、もっと素直な気持ちで観ても良かったのかもしれない。

別にラスト12分間を知ったからといって、この映画はつまらなくなりません!

 

blogos.com

映画内では“悪役”的な立ち位置の神山さん。彼はこの映画にジャーナリズムを感じられないだのなんだの言ってるけど、そりゃそうです、これ、そういう映画じゃないですよ。と言いたくなった。

で、実は彼、出演を断っていて、映画内では「多忙などを理由に」ってなってるんですが。

 

miyearnzzlabo.com

「(傷つけた)少女たちに直接謝罪しない限り応じられない」というのが理由だったようです。ちなみにこの少女たちの話は本編でも全く触れられていない。

『A』や『A2』でもオウム被害者のことや事件のことは全然取り扱っていなかったことからもわかるように、これが森さんのやり方。というかドキュメンタリーなんて全部そうだ。別に嘘をついているわけではない。見せたい部分・見せたくない部分をいくらでも選べる。だから客観中立なんてありえない。

佐村河内氏が本当に嘘をついていたのかどうか?本当は新垣氏が嘘つきで“悪者”なのか?映画を観てもその答えはありません。ただ、メディアは分かりやすい二元化が好きなのだ、そして私たちはそれを思考停止して受け入れすぎてる、ということ。

だからこれは、佐村河内氏と新垣氏に限った話ではなくて、何にでも当てはまる。

どんなふうにまとめたらいいか分からない。というか、「分からない」というのが一つの答えかもしれない。

ただ、私は、譜面が読めない・書けないプロの作曲家が少なくない数、存在することを知ってる。そして、やっぱりちょっと変わってて、時にはコミカルに映っている佐村河内氏は、ある意味とても作曲家、芸術家らしいなと。

 

被写体を騙さなかったことなんてない―『FAKE』森達也監督&橋本佳子プロデューサーに聞く|「今日のインタビューは受けません。佐村河内さんを取材するなら」で始まった... - 骰子の眼 - webDICE

 

 このインタビュー…いや、ドキュメンタリーも、非常に面白かったです。ちょっとニヤニヤしてしまった。

6/4 AFOC the 10th Aniversarry "THE BLUE TOUR-青く塗れ!-"@新木場STUDIO COAST

 ロックンロールバンド・a flood of circleの10周年ツアー@東京。彼らを観るのは3月の新宿LOFTでの「佐々木vsAFOC」ぶり!

 Twitterの数十秒の映像からも各公演の盛り上がりが伝わってきていて、たいへんワクワクしておりました。

 以下、ネタバレありのレポート。

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4/30 BaseBallBear/日比谷ノンフィクションⅤ@日比谷野外音楽堂

 BaseBallBearのギター・湯浅将平の失踪、そして脱退という衝撃的なニュースから、早2か月。

 彼がいなくなってから初めての東京での公演ということで、ファンが詰めかけ、チケットは当然ソールドアウト。当日券も出ないほど、満杯の野音公演。

 

 今回はフルカワユタカ(元ドーパン)、田渕ひさ子(元ナンバガ)、ハヤシ(POLYSICS)、石毛輝the telephones)という豪華なサポートギタリスト4名を迎えてのライブとなった。(なんと全員別バンドでギタボ担当の人々。サポートにしては豪華すぎるメンツ)

 

 期待半分、不安半分といった気持ちでステージを見つめていると、いつものSEが流れ出す。メンバー3人とフルカワさんが登場。いつもと違う光景に、ちょっと胸がきゅっとした。

 SEを止めようと手を挙げる小出佑介(vo&gt)が、ガッツポーズをしているみたいに見えて、彼らの闘志を感じた。

 そして1曲目、「「それって、for誰?」part1 」でライブがスタート。スター・フルカワさんのギターは初体験だったけれど、さすがスター、めちゃめちゃに上手いし、カッコいい。本当はベボベを食っちゃうくらいの人だけど、ちゃんとサポートに徹しているのもまた。

 12月に観たCの再現ライブを思い出して、湯浅がいなくなった事実を改めて突きつけられてしまった。目頭が熱くなったけれどグッと耐えた。

 「ボーイミーツガール?青春?今日来てるやつらはみんな、解散とか活動休止経験してきてるから。青春終わらせるよ。毒を注入して帰るよ。」というようなことをメンバーに語りかけたスター。そうか。ベボベはここから、本当の意味でオトナになるのだな、としみじみしてしまった。

 「不思議な夜」、「曖してる」と、最新アルバム『C2』収録曲を続けて披露し、フルカワ氏はいったんステージから捌け、続いて登場したのは-

 

 そう、田渕ひさ子。これが胸アツってやつか。

 私の世代からするともはや伝説のバンド・ナンバーガールの鬼ギタリスト。

 メンバーも彼らのことが大好きで、4人で東京でのラストライブを観に行ったらしい。夕方ジェネレーションがナンバガのまがいものって叩かれて、今でいう“炎上”した、という話をしていた。でも、そこから成長して今の彼らの音楽があって、ここまで続けてきてくれたことがただただ嬉しい。

 そんなベボベが、彼女と共演を果たす日が来るなんて。そしてそれが、湯浅の失踪・脱退のせい、というか、おかげ、というのは何たる皮肉。

 実は田渕さんの音をイメージしてつくった、という「こぼさないでshadow」。そして、かつてのベボベの代名詞と言っても過言ではない青春ソング「short hair」、「PERFECT BLUE」。

 なんとニクイ選曲!爽やかな楽曲が、田渕さんのギターが加わることで、“騒やかな演奏”に。メンバーが向かい合って演奏する中、ナンバガの伝説のライブ映像で観たのと同じように、ひたすら自分の手元のあたりを見て鬼のようなギターを弾く姿に惚れ惚れした。

 田渕さんが捌けるときに「可愛い~」と言っていたこいちゃん、完全にファン目線だったな(笑)

 

 そして、メンバーの誰よりも目立つ、オレンジのつなぎ、バイザーといういつも通りの姿で登場したのはハヤシさん。憧れの田渕さんとの共演を終えたからか、メンバーもちょっと肩の力が抜けてきた雰囲気だった。

 こいちゃんとは特撮仲間らしく、観客置いてけぼりのマニアックトークでひとしきり盛り上がり、「ぼくらのfrai away」。ハヤシさんもおそらくモテなかったことを思うとピッタリなチョイス。

 そして疾走感あふれるナンバー、「UNDER THE STAR LIGHT」。ハヤシさんのピロピロギター、しっくりきすぎて怖いくらい。

 最後は、普段はやらなそうな曲なのであえてお願いしたという「どうしよう」。POLYSICSでは使わないというテレキャスが新鮮だった。「青春が終わって知った 青春は終わらないってこと」という言葉の意味を考えてしまって、少し沈んだ。

 ちなみに「TOISU!」禁止令が出ていたけど、最後の最後で叫んでいた。

 

 5人目のサポートギタリストは石毛さん。ハヤシに続いてハイテンションなイメージのある彼だけど、同世代であること、そして湯浅失踪後初のライブ『こなそんフェス』でサポートを務めたことなどからも、ベボベファンからは厚い支持を受けているという印象だ。

 彼との1曲目は「17才」。4人で過ごしただろう青春時代を勝手に思って、胸の奥がきゅっとした。

 2曲目は「changes」。この辺から涙腺崩壊してぶっさいくな顔で観ていた。「春が息吹く」ってなんて綺麗な言葉。

 続く3曲目はなんと、「十字架YOU and I」。この曲はライブでもよく披露されているのだが、MCやインタビューであまり話さない湯浅がダンスする、というのが定番のパフォーマンス。(通称、ダンス湯浅将平といいます 気になる方はググってください)

 そのため、湯浅脱退後のライブでこの楽曲を演奏すると決めるのは彼らなりの覚悟が必要だったのではないかなと。むしろ、意地だったのかもしれないけれど。

 実は、4人でのラストライブとなってしまったCDJでもこの曲を演奏していて、フェスでマイナーなアルバム曲ということで、超アウェイの中、踊っていた彼のことがよぎった。

 で、その曲を受け入れた石毛さんも相当覚悟が必要だったろうなと思ってしまった。ファンから叩かれたり不満を言われたりすることを承知で、彼なりにパフォーマンスしている姿が堪らなかった。

 

 ここから再びフルカワさんがステージに。「ホーリーローリーマウンテン」、「カシカ」と共に回ってきた『C2』ツアーでも演奏してきた楽曲が続いた。

 そして「真夏の条件」―これもなかなか歴史の古い曲で、ギターの目立つ楽曲。当たり前だろと言われそうだけど、スターはギターがうまいんだよ、聴かせる演奏だし、音もなんだか分厚いし。湯浅が脱退して彼らのライブが大きく変化していることに、心を抉られた。

 そのまま「LOVE MATHEMATICS」。ライブでは盛り上がる曲で、いつもならただ「楽しいな~」としか思わないのだけど、走馬灯のように4人のライブが頭を巡って、泣けてしまった。

 -これからはこの3人が、BaseBallBearです。

 と言い切る小出の姿に、「俺たちは前に進むよ。君たちはどうすんの?」と試されているような気持ちになった。私たちはもう、食らいついていくしかない。たぶんまだ悲しいし辛いけど、ここでグズグズと泣いている場合じゃない。たぶん彼らはもっと面白いバンドになるし、良い音をたくさん作ってたくさん鳴らす。それを絶対に見逃したくない。

 ラストは「HUMEN」。

 

 そしてアンコール。ステージには3人。ここで初めて彼の不在が浮き彫りになった。右端が寂しい。こいちゃんも、片腕を失ったという表現を使っていたけれど、本当にその通りだ。我が身を切られるような痛み。

 ここで、年内にアルバムを制作して、ツアーをやると宣言。4人の音にこだわっていた彼らだけど、次はキーボードやサックスを入れることも考えているようだった。それを話すこいちゃんは、少年のようにワクワクして見えた。メンバーの脱退で絶望していたはずが、このバンドのこれからに可能性を感じている。きっとこのバンドはもっともっと面白くなる。月並みな表現だけど、表現の幅がぐっと広がるはず。

 4人の音にこだわることもロックンロールだけど、メンバーの失踪と脱退という壁を乗り越えて走り出す姿もまた、ロックンロールだ。

 そして3人で演奏する「「それって、for誰?」part.2」。少しだけ音が少なくて、だからこそ歌の強さが伝わってきた。

 ラストは、「The END」。きっと誰もが、同じ人のことを考えていた。彼の人生はつづく。そして、BaseBallBearも、つづく。

 

 今は途方もない願いに思えるけど、いつか、長い長い時が経って、あんなこともあったよな、こっちは大変だったんだよ、なんて、笑えるようになったら。

 また一緒に音を鳴らしてくれなんて言わないから、せめてまた笑いあえるようになってくれたら、と思うのは、ファンのエゴ。でも、ちょっとだけ本気で思ってる。

 

 だから、振り落とされないように、食らいついていくよ、続く限り。

FLASH

なんと、4月に入りました。新年度、というやつ。

私はといえば、就職活動とやらにひぃひぃ言っている毎日(あ、そんな言うほどやってないです)。

 

そうそう、PerfumeのNY公演に行くことが決定しました~!

憧れの街、NYで大好きなPerfumeが観られるなんて。

 

で、新曲「FLASH」のMVを観たのですが。

 

[MV] PerfumeFLASH」(short ver.)

 衣装がみんなおんなじだ!!

これは、もう、あ~ちゃん、かしゆか、のっち、というキャラが世間的にもしっかり認識された、ということなんでしょうか。

カンフー風のダンスで、ロボットっぽさはあまりなくて、

歌詞もエモーショナル。

もうあの頃の人間味の薄い、テクノポップユニット(アイドル?)Perfumeではなく、

世界的なジャパニーズ・ポップ・アイコン・Perfumeになりつつあるのですね。

早いところ、AppleMusicで全世界に配信すべきでしょうこれは。

アメリカの人はどうやってPerfumeの音楽を聴いているのかしら?YouTubeSpotifyでは配信されてるのか…。レコードを買っている人も中にはいるだろうけど。CD…はないよな。

日本では有料のサブスク、浸透しそうにないね。(わたしはAppleMusicユーザー。)

違法アプリがあまりにも、出回りすぎている。

ともかくっ、NY行きがちょー楽しみ。

全世界で日本の音楽が聴かれて、愛されて、「私の生きがいなんです」って言ってくれているファンがいるって、ものすーごく、嬉しいよ。

別に私はナショナリストとかじゃないけど。

むしろ、多様性がもっと認められる世の中になってほしい派だけど。

 

あまりにも、何も考えてなさ過ぎて、就活やばいなぁというこの頃でした。ふー。

12/31 COUNT DOWN JAPAN 15/16 @ 幕張メッセ

ということでライブ振り返りその2。

2年連続CDJで年越しいたしました~

今回は本当に観たいバンドがたくさんあって、、、

「年越しをDJでさせてくれればあとは付き合う」という友達を連れまわしました

ということでざっくりと振り返り。

 

the HIATUS

昨年のワンマンから1年以上ぶりのハイエイタス!

一番でっかいアースを真昼間から埋め尽くす彼らはやはりすごい。

あんまり細美節はさく裂してなかった(笑)

前日にバンアパで合唱されたときは500回くらいキレそうになったけど、

ハイエイタスの合唱は良いです最高です

でも何歌ってもイントロで「うぉぉ~」って言う風潮はなんなんでしょう?

セトリわりとフェス仕様だったと思うのだけど。

ワンマンやってないから久々に観た人が多かったのかな。

 

The Birthday

半分くらいしか観れなかったのだけど、彼らのロックンロールは本当に、アツいね。

キュウちゃんのドラムの音が響きすぎて。

ちなみにMCでチバが発した言葉は「なんか騒がしいな、そっちのほう(外)」でした。

「涙がこぼれそう」では「ここは幕張。カウントダウンじゃぱーーん!」と煽り、たぶんダイバー出てた。

この日もやっぱりハルキがセクシーでした

 

・The fin.

初出場のThe fin.。

来年はジャパンツアーをやります!なんて言っちゃうあたりが

世界を舞台に闘っている彼ららしいライブだった。

スタンド席で観ていたけど、周りは完全にお昼寝タイムになっちゃってて残念。

 

THE BACK HORN

初のバクホン。声に癖のない聴きやすいロックンロールという印象。

男らしい歌詞や力強い演奏がかっこよすぎる。

途中から観たのであれですが、セトリはおそらくフェス仕様。

コバルトブルーは色あせない名曲ですね

 

・Suchmos

やってくれたぜ。

完全に、爪痕を残していった。

10-FEETやTOTALFATのTシャツを着た人たちが踊り狂って「さいこー!」なんて叫んでいた。

夢のような光景。

セクシーでグルーヴィでジャジー。完全にキテル。

完全に今回のベストアクトです サンキュー

 

Base Ball Bear

リハで「Short Hair」をやっていたのでフェス仕様な感じで来るかと思いきや。

最新アルバムの曲+え、それやる?っていう曲祭りで感激した。

だからベボベが好きなんだ。

CDJに来ているウェイ族にも、これまでの彼らから完全に脱したことを分かってもらえたら最高だな。

まぁ周りみたら完全にぽかーんとしてたけど。

電話ズみたいに固定セトリから変えられなくて、という不器用さも好きだけど

やっぱり最新の彼らをフェスで知ってもらえてかっこいいって思ってもらえたら

もっともっと今後につながるなって。

でもステージ1個小さいところにされてしまったし、今回の反応も微妙かもだし次はどうなるのか心配だ

 

・MONOEYES

超ハッピーな音楽を鳴らす「新人」バンド!

実は初見。

こちらでは細美節さく裂してた。

「My Fackin' Instant Song」最高やな!笑

演奏している側も観ている側もすっごくニコニコしてて嬉しくなった。

あと、MONOEYESの合唱は良いよ。むしろわたしも歌うよ。

 

BUMP OF CHICKEN

こちらも初。

人がいすぎて本当にびっくりした。

演奏も歌も決してうまくはないけど、彼らの持つ大衆性とか物語性に魅了されてしまうのでしょうね。

紅白で生中継されるということで場つなぎのMC(?)が多めでした。

彼らの可愛らしさといったらもう、ね。

そりゃ人気ですわな。

最後の天体観測では藤君自らが「オーイェイアーハン」をネタにしていてびっくり(笑)

 

・DJダイノジ

この前タナソーにもぶっ叩かれてたけど、とにかくもう彼らはDJと名乗るべきではないよね。

お前のiTunes晒し大会じゃないからね本当にっていうDJ()増えすぎだろ!笑

っていうかぼくらの音楽は道具になり下がるとか君らの好きなものを全部肯定するよとかなんかもう最低だ

あと個人的に振付を強制されるのがとても苦手だということに気付いた、チョーダサい。好き勝手に踊っていたい、、、

たぶん、あそこに集まっていた人は音楽が好きなのではなくて、騒ぐことが好きなんだろうなぁという感じです。最低な気分になってしまった。

 

SPECIAL OTHERS

気分を立て直して(?)、ZIMAを飲みながらのスペアザ!!!!

ほろ酔いで観るスペアザって超最高じゃないですか

後ろの方でずっとゆらゆらしてました。新年1発目のライブが彼らでよかった!

「BUMPと同い年」といって会場がざわついていた。

 

dustbox

だいぶ疲れていてあんまり記憶がないんだけど、

安心して聴けるメロコア(良い意味で)。

2016年も激熱なバンドであってほしい。

 

・DJ(?)

この後は朝までDJ(?)を観ながら寝ました。

SUNと新宝島をめちゃめちゃ聴いた気がする、、、

柴田さんは自分で「クソみたいなDJ」と開き直っていたけど本当にクソみたいだった…

DJじゃなくてああいうパフォーマンスということにすればいいのかな?

レイジさんのDJは途中からだったからあれなんだけど、なにやら「ごめん、みんなが好きな奴かけるね」と言ってSUNをかけたみたいね。

たしかにそれはもやっとだわ(笑)

っていうかCDJのDJ(?)コーナーはもうDJという名前をやめるべきだ、

知っている曲でわちゃわちゃしたいならそういうプレイリストを自動で流しておけば?

それで芸人とかが盛り上げに来ればいいんじゃない?

という気持ち

 

新年早々荒らぶってごめんなさい。。。

2016年もたくさんライブに行ってたくさん音楽を聴きます

宜しくお願い致します。

12/30 LIVE DI:GA JUDGEMENT @QUATTRO/TAKE OFF 7

年明け早々の更新がまさかの昨年の振り返り。

まずは30日のLIVE DI:GA。

ライブレポートではなく備忘録程度に、ざっくり感じたことを書かせてください。

 

Czecho No Republic

彼らを観るのは2014年のBAYCAMPぶりだったかな。その時は野外だったこともあってか、タカハシマイちゃんの声が全然出ていなかったり全体的に音も小さかったりであまり良い印象は持たなかった。

で、今回、ちょっぴり久しぶりに観たら曲がダンスミュージックっぽくなっていてびっくりした。もうちょっとふわふわしたイメージがあったので。

チェコを観ている時、隣に2,3歳くらいの男の子を連れたお母さんがいてほっこり。男の子はお母さんと一緒に手拍子をしたり手を挙げたりしていた。チェコのためだけに来ていたみたい。素敵な光景でした。

 

・シンリズム

噂の天才高校生。サポートにはThe BirthdayのフジケンやSHISHAMOの朝子ちゃんなど豪華メンバー。見た目は本当におとなしそうな普通の男の子でした。というか落ち着きすぎて大人っぽく見えた。

サウンドはまさに、渋谷系

といってもきちんと2015年版にアップデートされていて、この年でこんな曲を書ける彼は、たしかに天才。

なんだけど、音響が最悪でした;;めちゃめちゃハウっちゃってた。やっと落ち着いたと思ったのが最後の1曲だった(笑)残念すぎる。

せっかくの素敵な声もあまり聴こえなかったよ、、、

MCでは「先週から冬休みに入って…。」「いつもはおうちでゆっくり過ごしてるんですけど、今年はライブが出来てとっても楽しかったです」なんて可愛らしい発言をしていました。これはおばちゃんウケ抜群だ。

 

・Keishi Tanaka

実はライブを観たことがなかった。バンアパ・荒井さんと仲良しで歌が上手い、というイメージだった。笑

多彩な音に乗る彼の声はとても心地よい。そしてパフォーマーとしても一流、、、!

「ステージがどこまでかわからなかったんで」なんて言って、楽しそうにクアトロ中を駆け回っていた。

爽やかな声に金管が入るとやっぱり良い。完全に個人的な好みだけど。笑

 

・Awesome City Club

アジカン・ゴッチも褒めたたえていた新進気鋭のバンド。

ライブを観るのは5月のAfter VIVA!ぶり、2回目。

リハやって、ちゃんと1回戻って、SEかけてお揃いの真っ白な衣装で登場したところに感嘆。世界観がしっかりしてるのね。

PORINちゃんはもっとふわふわ・キラキラしたお人形さんみたいな子かと思いきや、すっごくセクシーで強い目をしていた。

「4月のマーチ」できちんとお客さんを魅了していて、成長をかんじたよ、末恐ろしい子だわ!

 

・フレンズ

サポートベースに電話ズの涼平さん、サポートドラムに元ミイラズのルイスが入っているということで観に行きました。

ライブをやるのはまだ3回目?らしい。

ゆるラップの要素も取り入れつつ、シティポップぽさもあり。

MCもゆるゆるで、なんとも可愛らしいバンド。男の人がイケメンじゃない(失礼)のが好感度髙い!

次のLUCKY TAPES待機してたら残念ながらCD買いそびれちゃった、、、。

 

・LUCKY TAPES

なんと、入場規制がかかりました。

ACCとかと並んでシティポップと呼ばれることもあるけど、全然違うぞ~

グルーヴ感あふれる心地よいサウンド。

サブカル女子ホイホイな見た目のKai君のボーカルも耳に優しい。

お洒落すぎるぜこのバンド。

あとやっぱり金管が~~良さ、、、

TAKE OFF 7の大きさであの豪華なサウンド、たまらぬ。

 

・LILI LIMIT

半分くらいしかみれてないのだけど、ちょっぴりスーパーカーを彷彿とさせるサウンド。

MC下手くそなんだけど、それもまた可愛らしいね。

キャッチーさと高めのボーカル。若者にもっとウケてもおかしくない。

これからなのかな。

超余談。途中から入ろうとしたら外でKai君がファンの女の子につかまってて、「あ、ボク、LILI LIMIT観に行きたいんで…」みたいに言ってて好感度があがった。いいね、そういう不器用さ。

 

・Shiggy Jr.

狙った薄っぺらさとキャッチーさになんだか病みつきになりそう。

ボーカルの池田ちゃんが頑張って観客を煽っていて、新人アイドルを応援するみたいな気持ちになった…

っていうかフロアの男性率の高さね!

煽り方がちょっとポルノの昭仁さんっぽかった。まぁつまり、J-POP狙いにきてんなって。

今年はさらなる大躍進なるか?

 

the band apart

サウンドチェックでまさかの 星に願いを をやってフロアが沸いた。

まだサウンドチェックだよ。って荒井さんに言われたけど、あれはずるい。

そのまま本編へ。セトリは正直、またいつものフェスのやつ、って感じでしたが。

シギジュニとは正反対で全く客を煽らないのにみんな踊りまくり、手をあげまくり、でさすがの貫録を見せつけていた。

彼らの音はたった4人で、ギター・ドラム・ベースだけなのになぜあんなに心地よいのか。

MCも「トイレがつまった」「タイ料理はクソ」と、明日もCDJ出るのにそんな話全くしていなくて相変わらず。

個人的には日本語詞も好きだからもっと割合多めにしてもいいのになぁと。

隣で合唱しまくっていた男子2人組が日本語詞になると黙ってしまっていたから、そういうもんなのかとショックでした。

 

30日は以上。

31日のCDJのことも書いておきたいので2本目に突入~☆