フェス文化
何様だよ、って感じだけどこれからの音楽について考えたいなと。
ナタリーの石毛さんと山口さんの対談がわりと衝撃的というか、ぶっちゃけすぎてていろいろ考えなきゃって気持ちにさせられた。
これね。
当たり前だけどいくらフェスで人を集めても、ワンマンのチケットがソールドしなきゃ、CDが売れなきゃ、お金にはならない。でもその当たり前だったことが当たり前じゃなくなってる気がする。
なんて言って、私自身テレフォンズのワンマンはこの前の武道館が初めてだったんだけど。
私の中でフェスの位置づけは、新しい音楽に出会える場所。でも、最近はどのフェスに行っても似たようなメンツばっかりでなんだかなって思ってて。いやもうわかったわかた、みたいな(笑)そして私はどんどんひねくれてってナンバガとかミッシェルとかに走っていくという(笑)
正直テレフォンズもその「似たようなメンツ」のくくりに入ってるけど。でも彼らはそれに悩んで悩んで、活動休止したわけですよ、なんか切ない。それはそういう風潮を変えられなかった彼ら自身の問題というか責任というかもあるけど、聴く側の問題ももちろんあった。「浴びる音楽」って言いえて妙だよね。フェスで なんとなく浴びて満足してる人が多すぎる。
その流れを作っちゃったバンドとか事務所とか運営も悪いし、その流れに身を任せちゃってる客側も悪い。
もうフェスでうぇいうぇい楽しくやる音楽は飽和状態なわけですよ。でもテレフォンズが10年やって、いまやっと新しいシティポップブームみたいなのがきてるなって感じる。
あとは彼らの音楽をどう聴くか。こっちにかかってる。
友達に、今のご時世、いくらでも無料で音楽が聴けるのになんでわざわざ高いCD買うの?オレCD買ったことないよ、って言われた。でもいいバンド、いい音楽はずっと続いてほしいから、自分がいいと思ったものにはちゃんとお金を出したいんだ~
別に自分の考えが絶対正しい!とか全く思ってないけど、でもいいものにお金を出すっていう楽しさをもっと分かってもらえたらなぁとは思う。私だってお金に余裕あるわけじゃないけど。
それにしても、石毛さんと山口さんの発言ハラハラする。もしかしてあのバンドのことディスってんのか!?って感じた(笑)